「何がしたいかわからない」
転職したいけど、何の仕事がしたいか分からない。今の会社が嫌なわけじゃないけど、このままでいいとも思えない。「やりたいこと」がある人がうらやましい。
この感覚は異常じゃありません。むしろ大多数の人が同じことを思っています。
筆者はJTC大企業の管理職です。営業8年間「何か違う」と思い続け、社内公募を2回活用して経営管理にたどり着きました。「何がしたいか」が見えたのは、行動してからであって、考えてから見えたのではない。
この記事では「何がしたいかわからない」状態から抜け出す具体的な方法を、体験ベースで解説します。
「何がしたいかわからない」のは普通
まず安心してほしい事実:
- 転職者の約7割が「やりたいことが明確ではなかった」と回答(複数の転職調査)
- 「天職」を最初から分かっている人はほぼいない
- 「やりたいこと」は考えて見つかるものではなく、行動して気づくもの
「何がしたいかわからない」3つのパターン
「わからない」にも種類がある。自分がどのパターンか確認してください。
| パターン | 状態 | 対処法 |
|---|---|---|
| A. 選択肢が見えていない | 「世の中にどんな仕事があるか知らない」 | 情報収集(職種を100個リストアップ) |
| B. 選択肢はあるが選べない | 「いくつか候補はあるけど決められない」 | 小さく試す(副業・社内公募・スキルの棚卸し) |
| C. そもそも考える余裕がない | 「忙しすぎて将来を考える時間がない」 | まず環境を整える(残業削減・有給取得) |
パターンAとBはこの記事の方法で解決できます。パターンCの場合は、まず「考える時間」を確保することが先。
「何がしたいか」を見つける5つのステップ
STEP1:「やりたくないこと」をリストアップする
「やりたいこと」が分からないなら、「やりたくないこと」から始める方が簡単。
紙に「絶対にやりたくないこと」を10個書き出す:
- 毎日満員電車に乗る仕事
- ノルマに追われる仕事
- 人と話さない仕事
- …
「やりたくないこと」の裏返しが「やりたいことのヒント」になる。「ノルマが嫌」→「自分のペースで成果を出せる仕事がいい」。「人と話さないのが嫌」→「チームで協力する仕事がいい」。
STEP2:過去の「楽しかった瞬間」を振り返る
仕事でもプライベートでも、「時間を忘れて没頭した経験」を3つ思い出す。
筆者の場合:
- 営業時代、新規顧客にプレゼンして受注した時
- 業務改善の提案が通って効率が上がった時
- 中小企業診断士の勉強で経営理論がつながった時
この3つに共通するのは「仕組みを設計して結果が出る」こと。だから経営企画・経営管理が合っていた。過去の「楽しかった」に、未来のヒントがある。
STEP3:強みを言語化する
自分の強みが分からない人が多い。でも「当たり前にできていること」が強み。
同僚に「自分の強みって何だと思う?」と聞いてみてください。自分では気づいていない強みを他人は知っている。
自分で言語化するなら:
- 「周りの人によく頼まれること」は何か?
- 「他の人が苦労していることで、自分は楽にできること」は何か?
- 「お金をもらわなくてもやりたいこと」は何か?
STEP4:小さく試す
「やりたいことが見つかってから動く」のは順番が逆。動いてから見つかる。
| 試し方 | リスク | 得られるもの |
|---|---|---|
| 社内公募・異動希望 | 低い(年収・福利厚生維持) | 「この仕事は合う/合わない」の判断材料 |
| 副業 | 低い(本業を辞めずに試せる) | 「自分で稼ぐ」体験。向き不向きが分かる |
| 資格勉強 | 低い(数万円と数百時間) | 新しい分野の適性が分かる |
| 転職活動(情報収集だけ) | ゼロ(応募しなくてもOK) | 「自分の市場価値」と「世の中の求人」が分かる |
STEP5:プロに相談する
STEP1〜4を自力でやるのが難しい場合、キャリアコーチングのプロに相談するのが最も効率的。
キャリアコーチングは「何がしたいかわからない」人のためのサービス。コーチが質問を通じて、あなた自身も気づいていない強み・価値観・方向性を引き出してくれる。
全サービスに無料相談がある。無料相談だけでも方向性が見えることが多い。
年代別「何がしたいかわからない」の特徴
| 年代 | よくある状態 | ポイント |
|---|---|---|
| 20代 | 「やりたいことが見つからない。周りは楽しそうなのに」 | 経験が少ないのは当然。まず「やりたくないこと」を消去法で絞る |
| 30代 | 「このまま同じ仕事を続けていいのか?でも家族もいるし」 | 30代はキャリアの分岐点。社内公募や資格取得で「辞めずに変える」のがベスト |
| 40代 | 「定年まであと20年。このままでいいのか」 | 40代は「やりたいこと」より「やれること×市場価値」で考える |
| 50代 | 「セカンドキャリアをどうするか」 | 今までの経験を棚卸しして「教えられること」を見つける |
年代別の詳しい解説は今後個別記事で書いていきます。
「何がしたいかわからない」時にやってはいけないこと
NG1:とりあえず転職する
「何がしたいか分からないけど、今の環境を変えれば何か見つかるだろう」→ 見つからない。環境を変えても「何がしたいか」は自動的に見つからない。転職前にSTEP1〜4をやる方が先。
NG2:自己分析本を10冊読む
本を読んで「なるほど」と思っても、読むだけでは何も変わらない。STEP4の「小さく試す」がないと、知識だけ増えて行動しない状態になる。
NG3:「やりたいこと」を見つけようとする
逆説的だが、「やりたいこと」を必死に探すほど見つからない。「やりたくないこと」を消去法で消していく方が現実的。残ったものが「やりたいこと」に近い。
よくある質問
Q. 何がしたいかわからないのは甘え?
甘えではありません。転職者の7割が同じ状態。「何がしたいか」が最初から明確な人の方が少数派。
Q. キャリアコーチングを受ければ見つかる?
「見つかる確率が上がる」が正確。コーチは答えをくれるのではなく、あなた自身が気づくためのサポートをする。100%見つかる保証はないが、1人で考えるより遥かに効率的。
Q. お金をかけずにできることは?
STEP1〜4は無料でできます。「やりたくないことリスト」「過去の楽しかった体験」「強みの言語化」は紙とペンだけ。それでも見つからない場合にキャリアコーチングの無料相談を試すのがおすすめ。
キャリア相談を本気で考えるなら
「何がしたいか」を一人で考え続けるより、プロに整理してもらった方が圧倒的に早いです。ポジウィルキャリアは業界最大手で、20,000人以上の相談実績あり。初回無料カウンセリング(45分)で自分の現在地が見えてきます。
- 「45分は長い?」→ 無料カウンセリングは30〜45分の柔軟対応。途中で切り上げ可能
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まとめ
- 「何がしたいかわからない」のは普通。転職者の7割が同じ
- 「やりたいこと」は考えて見つかるものではなく行動して気づくもの
- まず「やりたくないこと」をリストアップする(消去法)
- 過去の「楽しかった瞬間」に未来のヒントがある
- 小さく試す:社内公募・副業・資格勉強・転職活動(情報収集だけ)
- 自力で見つからなければプロに相談 → キャリアコーチングおすすめ5選
※ 本記事は筆者の体験と各種調査をもとにした情報提供です。

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